敢て今、物申す! VOL。2
最近は本当に祝日と云う休日が増え過ぎたように思えます。昨年も更に祝日を増やすと云う話が某政党から出されましたが、さすがに実現しませんでした。 豊かさが本当に定着したのなら、労働時間の短縮も結構です。しかし、休日ではあっても、遊びに行くゆとりもなく、ひねもす家で怠惰な時間を過ごす、こんな事で良い日本が成り立つ訳がありません。
大分に昔のことではありますが、ヨ-ロッパ、ILOの勧告で労働時間の短縮が盛んに唱えられた時期がありました。その結果、各国の労働生産性が落ち、イギリス病とか、驚異復興と云われたドイツも東西ドイツの合併もありましたが,長らく経済運営の厳しさに悩むことになったことが思い出されます。 しかし、ヨ-ロッパは古くから世界の先進国で、社会基盤の整備状況が日本とは大きく異なります。 日本人はもっと働かなくてはいけないと思います。働くことにより労働生産性を上げ、また、新たな労働市場も創出することも出来ると思います。 それでなくても、中小企業の多くは所謂サ-ビス残業があるのが実態で、それもかなりの長時間と云うのが現実と思います。今の日本経済を考えれば、週40時間の労働時間と云うのではとても無理で、それは実質、建前だけではありませんか。このお役所の建前と云うのが、真実を隠し日本の国を悪くしている要因の一つだと思います。それよりも日本人はもっと働いて、社会資本を充実し、名実共に豊かな国になることが先決だと思います。そして、この豊かさをもって、世界の恵まれない人々の為に貢献出来れば,日本人は働き過ぎだとの過去にあった非難も受けることはないと思います。
次に多くの異論があるとは思いますが、私は30年来、石油を原料とする燃料依存を止めるべきとの考えの持ち主で、特に自動車の燃料は、地球温暖化の防止の意味からも、また、貴重な天然資源の枯渇防止の意味からも思い切った消費抑制策を、而も緊急に採る必要があると思います。 現在は国会でも暫定税率の存続、廃止と云うことで議論されておりますが、聞くところによれば、ヨ-ロッパの国々では日本より遙に高い価格で流通しているとか、だから、日本でも高くても良いとは私も思いません。 しかし、この問題はもはや放置できるものではありません。今年、日本で開催されるサミットの主要議題もCO2の排出抑制問題だそうですが、これは化石燃料からの脱却を図るしか、途はないと思います。 それには現在ℓ当たり¥150程度のガソリンを、¥500程度にしたらどうでしょうか。多分こんな事を申し上げれば、無茶苦茶だとの非難を浴びるでしょうが、私は大真面目で提案したいのです。 かつて私が車を最も乗り回していた頃、ガソリンはℓ当たり¥50を越えない程度でした。それが今や、3倍の¥150です。当時を考えれば、想像もできない値段です。 ですから、今の値段が仮に更に3倍になったとしても、使う人は使うでしょうし、さほど大きな必要性がなければ、使用を抑制するでしょう。 勿論、影響を過大に受ける人もいるでしょう。そのような人々には施策で負担の緩和措置を講じれば良いでしょう。しかし、もしこれが実現できれば、地球環境の改善に世界に対して大きなリ-ダ-シップを取ることが出来ると思います。 また、差額が税として徴収できるならば、巨額な財源となることは間違いがないのですから、例えば消費税の廃止だとて夢ではありませんし、福祉の財源としても大いに活用できると思います。一方、ガソリンがℓ¥500にもなれば、水素を燃料とする車の実用化も、早急に実現されるでしょう。そうすれば一気に無公害社会が生まれるかもしれません。
更には、アラブ世界を中心とする世界の石油成金国家や個人に一泡噴かせることが出来るかも知れません。 高い原油価格で石油を売りつけ、得た莫大なお金で、先物市場で原油先物を買い、価格を高騰させ、更に莫大な利益を得る。こんな不条理なことを許して良い筈はありません。 自由主義経済は世界に活力をもたらしました。しかし、自由と云う名の基に、最近はなんでもありの弊害が、世界でも、日本でも、目立つようになりました。 行き過ぎは及ばざるが如しであります。行き過ぎを、先ずは日本から正してみようではありませんか。
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