ご無沙汰しました
この一ヶ月、身の回りに色々な出来事が一遍におこり、実に大変な思いをいたしました。お蔭でブログもずっとお休みをしてしまいました。
何時も申し上げているように、私どもの業界は万年不況の嵐が吹きまくっているのですが、その中で、この春以降は更に消費が一段と冷え込み、業界は頭を抱えている人が多いのです。
このままでは呉服業界は10年を待たずして消滅すると云う人も最近ではめっきり増えました。大変悲しいことです。
中でも最近目立つことは、この数年目立って増えてきた若い年代のお客さまが、減り始めてきたという現実がございます。流行の流れと云ってしまえば、それまでなのですが苦しい中での唯一のきもの復興への希望の光でした。
しかし、今までの流れを見るとき、若いお客さまのきものへの関心は、大部分の方が残念ながら一過性のものとしか言いようがありません。
きものは日本の文化です。しかし、今の日本では過去のノスタルジアとしての存在ではあるものの過っての文化への回帰としての流れは、もうないのでしょうか。最近の世相を見ても、余りにも独善的な、独善的過ぎる酷い事件が日々報道されています。
このような事が日々起こるのは日本の文化の
嘆かわしい変質と思いますが如何でしょうか。
私はきもの消費の衰退も今の世相の酷い話も全て同根のもの考えております。
過去が全て良かったとは思いませんが、良いものは大事にし、発展的に変わっていくところに文化の価値があるのだと思います。
このままではきものも無くなるかもしれませんが、日本と云う国も滅びてしまいます。
何とか皆で日本の文化を再評価するようになりたいものです。
話題を変えて最近私どもの店に起った出来事をお伝えします。クレイマ―と云う言葉をご存知ですか。
私は不幸にして知りませんでした。後で聞けば最近話題の一つになっているそうですが、私どもの店でその被害を蒙り、少なからぬ損害を受けました。
今でも先方の意図が完全には分からぬままですが、この不況の折、私どもはお客さまを殊更大事に日々営業をしております。それでも、こような事が起るとは思いもよらぬ出来事で、不徳の至りを痛く反省をしております。
詳細は申し上げても詮無いことなので省きますが、痛手は痛手として、これからの日々商売に更に励むしかありません。頑張って頑張りぬいて呉服復興の道を目指したいと思います。
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